成功だけを目的にした勝利は必要ない

~勝利のための成功は必要ない~。この一文を読んだ多くの方が、「もしこれが真実ならば、勝率で監督やチームの資質を評価するコーチ、両親、選手たちがたくさんいるじゃないか。」と思うだろう。

チームが負ければあなたに勝利のプレッシャーが強くかかることはよくわかる。しかし、敗戦が常に試合の全てを物語っているとは限らない。

(個人的な経験談だが)2,3シーズン前、私はU-10年代でのトップディヴィジョンに位置するチームを担当していた。私たちは、開幕から3試合ほど連敗でスタートしてしまい、その後、4試合連続1-1のドローとなってしまった。選手たちはこのレベルでしっかりステップアップしていて、タフな相手にも自分たちの持てるものを発揮していた。しかし、選手の両親は、チームが勝てないことに満足できず、私のところに来て、私の戦術に疑問を呈するようになった。

 私はチームに満足していたので、両親たちを座らせて、パフォーマンスという観点を含めて話した。私は、勝利が選手に与える自信を過少評価するつもりはない。しかし、それはチームがどのようにプレーできているかを正確に測ることにはならない時もある。私は、子供たちの試合で見たいポイントをリストにして持っており、いつも試合結果について考える前に、このリストに目を通すようにしている。

「選手たちはゴールチャンスを創出したか?」もし、「はい」なら、これはチームを褒める良い理由になる。「プレー中によい意思決定ができたか?」「守備陣形は適切になっていたか?」などである。

 

Boys with football coach, high angle : ストックフォト

 

 次の試合であなたのチームが負けたら、こういった質問を少し考えてみてほしい。私は、試合直後に答えを書き込んでいくのがベストだと思っている。そうすれば、後で読み返した時に、私たちのチームの強みと弱みはどこにあるのかを把握しやすくなるからである。

これをすることで、次のトレーニングセッションで修正したい部分に焦点をあてたメニューを組むことができる。例えば、「チームは、カウンターアタックを受けるときに、左のスペースをカバーすることができなかった。」と記したとする。私は、チームブロックの築き方についてトレーニングを行わないといけないとわかるため、戦術にそれを盛り込む。

私は、それらを度々読み返すのを楽しんでいるし、チームの弱みを克服していくことにも使える。チームとして、私たちができるすべての面で良くありたい。そのため、敗戦を悪として見なすのではなく、正しいプレーができていたのか、何を磨いていくべきかを見る方法も必要であると感じる。(了)

 

友だち追加

Tags: コーチングアドバイス  
By: Admin
Posted: 2017年06月08日 17:02

Reference: You Don’t Have To Win To Be A Success

トップページに戻る