活動休止中のオンラインミーティング(序)

新型コロナウイルス感染症の広がりで大会の延期や中止、それどころか活動すらできないチームも多い育成年代のサッカー、指導者達も今すべきことを探し取り組んでいるのではないでしょうか。ここでは、その一つのケースとして今回から数回ほど、非常事態宣言の出ているタイから日本人コーチが率いるU14チームのオンラインミーティングの様子を紹介します。

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私の活動しているタイではコロナウィルスの影響で非常事態宣言が出されています。これにより私の担当するU14のチームも少なくとも4月末まではチーム活動ができません。

 

こういった事態でサッカーチームの指導者として何ができるのか、そして何をするべきなのかを模索し試行錯誤しながら取り組んでいる状況です。日本国内の皆さんもきっと活動休止中、そして再開したもののすぐに休止になったりと先の見えない現状なのではないでしょうか。

そこで、今回からしばらくここで私たちのチームで行っているオンラインミーティングを紹介したいと思います。

私たちのチームがタイの地で行っていることが皆さんの活動の参考になれば嬉しいですし、公開することでフィードバックをいただき、自身の学びにも繋げさせてもらいたいとも思っています。

 

まず今回は、オンラインミーティングの目的とグルーピング、形式を紹介します。

 

オンラインミーティングの目的

  • タイ国内様々な地域に帰省中の選手達とその家族の健康状況を把握し、状況に応じて個々のケースへのサポートできるようにする
  • チームとしてのつながりを感じてポジティブに楽しく過ごす(精神的安定もチェック)
  • コミュニケーション力のアップ
  • フィジカルコンディションをキープするための提案とチェック(免疫力向上、競技力キープ)
  • 休止前までチームで取り組んできたコンセプトや基準確認
  • 屋内もしくは周辺でのエクササイズに加え、宿題提出や発表、体重報告を通じて生活リズムを整える

 

グルーピング

  • 全40名をポジションごとにわける。CB  AMF SBなど
  • スタート時1グループ3~7名、のちにグループ数を増やし3~5名へ
  • 体の大きさや成長度も考慮する。 SB Group 1/2など
  • GKグループにはGKコーチも参加

 

ミーティングフォーマット

  • 各グループ週1回
  • 動画グループチャット

以上のような形でスタートしたオンラインミーティングですが、初回から様々な効果、そして課題も見つかりました。

そのあたりは次回としたいと思いますが、最初からとても気に入った点を一つ紹介しますね。

 

それは、グループチャット時に参加メンバーに加え自身の姿も表示されているということです。

普段、自分が選手にどんな風に話しているかを振り返るのって難しいですよね。たとえ練習を撮影しても、ほとんど自分の表情などを見ることはできません。グループチャットでは、自分がいつどんな表情をしているのかリアルタイムで見えます。話を聞いている時も無表情でうなずいているのか、眉をしかめているのか、腕を組んでいるのか、普段無意識で行っている(もしくは行っていない)言外のコミュニケーションも見えてきます。

この点、今回コロナウイルスの事態によって始まったオンラインミーティングですが、今後もすべきことを見つけたように思っています。

 

それでは、次の記事では初回の状況を紹介しますね。

(了)

 

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Written and edited by Takuro Hosaka

soccercoaching.jp編集者

AFC A級

JFA A級U-12

 

2017年~ タイプレミアリーグクラブ True Bangkok United アカデミー

Tags: covid-19  オンラインミーティング  
By: Admin
Posted: 2020年05月13日 16:26

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